天然記念物・早川のビランジュ
詳細情報
- 資料ID
- 43301
- 登録日
- 2026/02/06
- 更新日
- 2026/06/01
- 大分類
- 天然記念物
- フリガナ
- テンネンキネンブツ ハヤカワノビランジュ
- 資料名:学名
- バクチノキ
- 分類:科(和)
- バラ科
- 指定
- 国指定天然記念物(大正13年12月9日)
- 担当所管
- 文化財課
- 解説
- 樹相 目通り幹囲 4.9m
株元周囲 約6.0m
樹高 約20.0m
枝張り状況 東西17.0m 南北14.0m
早川のビランジュは、箱根ターンパイクの入口から約300m、石垣山北側凹地の約50mのがけの急斜面に自生する巨木です。
北側の土ぎわを基準に測定した株元周囲は、およそ6mです。
樹皮は、灰褐色で、成長とともにうろこ状になって自然に剥がれ、そのあとの幹の肌は紅黄色(こうおうしょく)となって独特な色彩になります。
標準和名はバクチノキで、これは樹皮の剥がれる様子が、博打に負けて衣が剥がされることの例えに由来しています。
別名のビランジュは仏典に出てくる毘蘭樹(びらんじゅ)と誤認したものです。
本樹木は、暖温帯南部に見られる常緑の高木で、小田原から東北部にはほとんど見られず、植物分布上その東北限にある巨木であることから、学術上貴重なものとして、国指定の天然記念物となっています。
また、この生育地の字名がビランジュにちなみ飛乱地(びらんじ)であることからも由緒深い樹木であることを物語っています。
江戸時代後期の文化年間、小田原藩主大久保忠真(おおくぼただざね)にまつわる逸話があり、その頃から珍しい木と認められていた名木で樹齢は約350年です。